【復興の現場に法科大学院の学生が参加】
「若い世代の力を、大人がどう応援するかが大切」心に響いた言葉
先日、早稲田大学 法科大学院の学生さんが復興防災ツアーにご参加くださいました。
この方はこれまでも、珠洲市や能登町で仮設住宅を巡回しながら、被災地の方々の相談に乗る支援活動をされてきたそうです。
法を学ぶ立場として、現場の声に耳を傾け、制度や支援の隙間に気づき、ひとつずつ埋めていくような活動をしてこられたとのこと。
そんな学生さんが今回訪れた輪島市の今の姿を目にして、
「改めて、地震の怖さを強く感じました」と静かに語ってくれました。

その中でも特に印象に残ったのは、こんな言葉です。
「どこの被災地にも、中村さんのように若い世代が前を向いて頑張っている。
だからこそ、それを大人がどう応援するかがとても大切だと思うんです。」
この言葉を聞いて、僕自身、10代の一人として改めて感じました。
まだできることは限られているけれど、だからこそ自分にしかできない形で、
この復興ともっと真剣に向き合っていきたいと、心がぐっと引き締まる思いがしました。

被災地での支援活動をしてきた法科大学院の学生さんと、現地で活動する高校生。
年齢や立場は違っても、こうして“対話”を通じて互いに気づきがあることが、
復興の力につながっていくのだと思います。
今回の出会いに、心から感謝しています。